最近の謝罪の傾向
「悪いことをしたら謝る」ってのは、ある意味、文化的な社会の当然のルールだったわけですが、最近の謝罪の傾向はちょっと面白いな、って思っていて。というのは、
「悪いことしました、
お騒がせしてすみません、
誹謗中傷は止めてください、
法的手段を考えます」
と、これをひと息に言うことが増えてるな、と。いや、一文ずつはわかるんですよ。でも、これ一文にすると「騒がれたから謝ります、謝ったんだから批判は止めろ、訴えるぞ!」って、これっぽっちも行為に対しての反省を感じないんですよね。
せめてタイムラグを設けるとか、「謝罪したんだけど状況が落ち着いていない」といった体裁にしないとさ、全く反省していないように見えるよね。
ま、実際に反省よりも事態の収拾の方が優先度が高いんだろうけどね。今の日本の倫理観って、そんな感じよね。